サッポロビールの赤星とは?うまい?黒星との違いや味・値段を解説

サッポロビールの赤星とは?うまい?黒星との違いや味・値段を解説

皆さんこんにちは!

 

ゼニスアンドカンパニーの山下です。

 

皆さんは、サッポロビールといえばどんなパッケージを思い浮かべますか?

 

多くの人が黒い背景に星が描かれている缶を想像するかもしれません。

 

しかし、サッポロビールの元祖ともいえる「サッポロラガービール」は、赤い星がトレードマーク。

 

そのデザインから通称「赤星」と呼ばれます。

 

そこで今回は、赤星と黒星の違いを徹底解説!

 

成分や買える場所、実際に飲み比べてみたときの味の違いなどを紹介します。

 

サッポロビールの赤星とは?

引用:サッポロビール公式サイト

 

そもそも赤星とはどのようなビールなのでしょうか?

 

まずは赤星の歴史や、特長について見ていきましょう。

 

日本で最も古いビールブランド

引用:サッポロビール公式サイト



赤星の誕生は1877年、サッポロビールがまだ「開拓使麦酒醸造所」という名前だった頃のことです。

 

醸造所誕生の翌年に、「サッポロラガービール」という名前で発売されました。

 

そして今もなお愛されており、日本で現存する最古のビールブランドとして知られています。

 

北極星をイメージした赤い星がトレードマーク

サッポロラガービールが赤星と呼ばれる理由は、そのラベルデザインにあります。

 

クリーム色の背景に赤い星、それがサッポロラガービール、通称「赤星」のトレードマークです。

 

この星は、当時の北海道開拓使のシンボルマークとして使われていたものであり、北極星をモチーフとしています。

 

ラベルデザインは何度も改良されているものの、この赤い星だけは今もなお「赤星」として受け継がれています。

 

赤星に次ぎ誕生したサッポロ黒ラベル

引用:サッポロビール公式サイト

 

では、サッポロ黒ラベルについて見ていきましょう。

 

黒ラベルの誕生は、1977年のこと。

 

赤星が誕生してからなんと100年後です。

 

そう考えると、赤星の歴史の長さがよくわかりますね。

 

当時は熱処理加工を施したビールが主流の時代。

 

そんな中、技術が発展し熱処理を行わない「生ビール」として黒ラベルが誕生しました。

 

生ビール時代到来の先駆けとなった同商品は、赤星に次ぐサッポロビールの大人気商品として名を馳せるのでした。

 

サッポロビールの赤星と黒星の違い

 

ではここからは、赤星と黒星の違いを見ていきましょう!

 

まずは商品概要の違いから比較していきます。

 

こちらが赤星のラベル。

 

 

一方、こちらが黒星のラベルです。

 

 

ちなみに「赤星はどこで買えるの?」「売ってない!」という声をよく見ますが、今回は近所のイオンで買ってきました。

 

確かにコンビニや小さなスーパーでは、取り扱いがない場合も多いようですね。

 

瓶ビールなどお酒コーナーが広く取られているイオンまで行って、初めてお目にかかれました!

 

情報をまとめてみると、こんな感じです。

 

商品名

サッポロラガービール

サッポロ生ビール黒ラベル

製造年

1877年

1987年

原材料

麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ

麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ

アルコール度数

5%

5%

容量

633ml

350ml

価格(税抜)

370円

178円

販売場所

スーパー・酒屋ほか

コンビニ・スーパーほか

 

価格は実際の購入価格。

 

サッポロラガービールはもっと高いかと思いましたが、633mlで瓶ということをふまえると思いのほか安い印象。

 

ただ近頃の値上がりで、久々に赤星を見た場合は「こんなに高くなったの!?」と驚く人もいるでしょう。

 

赤星と黒星の最大の違いは「製造方法」

上記の表のとおり、赤星と黒星は原材料名もまるで同じです。

 

決定的な違いは、その製造方法にあります。

 

赤星は製造過程で熱処理を施したビールであるのに対し、黒星は熱処理を施さない「生ビール」なのです。

 

ビールを作る過程では、酵母の働きを止める必要があります。

 

これを熱処理で行うか、濾過によって酵母そのものを取り除くかが、熱処理ビールと生ビールの違い。

 

熱処理ビールは独特の深みやコクがあり、生ビールはフレッシュな素材の味そのものを感じられるのが魅力とされています。

 

では、実際に赤星と黒星の味にもそのような違いはあるのでしょうか?

 

赤星と黒星の味の違い

 

というわけで今回も実際に両者を飲んで比べてみたいと思います。

 

結論から言うと、かなり味わいは似ていました!

 

筆者は素人なのでそう思うだけかもしれませんが、原材料が同じということを考えると納得ですね。

 

反対に、製造方法が違うだけでこうも香りや後味に違いが出るのが驚きでした。

 

ちなみに注いだときの見た目はこんな感じ。

 

左が赤星、右が黒星です。

 

ほぼ判別がつきませんね…(笑)

 

赤星の味

まずは赤星です。

 

グラスに注ぐと、かなりしっかりとビールらしい香りが立つのを感じました。

 

個人的には、黒ラベルよりも香りが華やかに感じられました。

 

麦の香りが強く出ているのでしょうか、ビール独特な苦味を感じさせる香りはあまり感じません。

 

気になるお味はというと、思っていたよりマイルド!

 

非常にまとまりの良い味わいだと感じました。

 

そのうえで、深みやコクがある、というのにも納得です。

 

黒星もコクは感じられましたが、食事を摂りながら飲み比べるとその差はより顕著に感じられました。

 

赤星の方が食事に負けず、舌にしっかりビールの風味を残していく感じがあります。

 

それがさらに食欲を増進させ、箸が進む進む…。

 

とはいえ、後味が強すぎて気になるということはありませんでした。

 

ゴクゴク飲んでも、サーっと鼻に良い香りが抜けていき爽快です。

 

料理とのマリアージュもし甲斐があるビールですね。

 

黒星の味

さて、黒星はというと、言わずと知れた定番の味です。

 

ただ意外だったのは、こうして赤星と比べてみると、黒星の方が香りは苦そうという点。

 

個人的に注いだときの香りは、赤星の方がフルーティーさを感じました。

 

お味の方はというと、コクも苦味も赤星に負けず劣らずしっかりあります!

 

ただキレがあり、味があまり舌や喉に残らないという印象でした。

 

そのため、料理の邪魔をしないのは良い点ですね。

 

ゴクゴク飲みたい人にも向いていると思います。

 

今回は同じ条件で飲み比べしましたが、黒星の方はもっとキンキンに冷やして飲みたかったなぁという感想です(笑)

 

赤星と黒星それぞれの良さがある

赤星と黒星には、それぞれの良さがあると思います。

 

普段生ビールを愛飲されている方でも、赤星を改めて飲んでみたらファンになる、なんてことも大いにあるでしょう。

 

現在も赤星が販売されているのは、熱処理ビールの根強いファンが今もなおいるからこそです。

 

ちなみに今回はホタルイカなど海鮮系のおつまみとあわせてみましたが、かなりマッチしていたと思います。

 

特に赤星は比較的味もしっかりしているので、クセの強い味のおつまみともうまくマリアージュしてくれるでしょう。

 

また、瓶やゴールドの入ったパッケージも特別感があって良いですね。

 

筆者の父は昔から赤星になじみがあるそうで、「このレトロなラベルを見て飲むと幸せな気持ちになる」と語っていました(笑)

 

年配の方にとっては、そんなノスタルジーを感じさせるビールでもあるようです。

 

ゼニスの酒自販機は瓶も缶もまとめて販売可能

今回は赤星と黒星の違いを紹介しました!

 

生ビールもさることながら、たまには昔ながらのビールを飲んでみるのも良いですね。

 

弊社、ゼニスの酒自販機では缶だけでなく、クラフトビールの一部限定ですが、瓶ビールも販売可能です。

 

メーカーにもとらわれず、純粋に顧客ニーズだけを追及し、オーナー様が商品ラインナップを決定いただけるのがポイント。

 

宿泊施設、飲食店、酒屋など、これまでさまざまな店舗オーナー様よりご依頼いただいています。

 

お酒提供の省力化や売り上げ拡大などをご検討の場合は、ぜひお気軽にご相談ください!

 

では今回は山下がお送りしました!

 

それではまた^^

 

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